バリュエンスホールディングス株式会社は、当社グループにおける「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を2025年4月14日に策定いたしました。
昨今、カスタマーハラスメントが社会問題化しており、厚生労働省は全ての企業に対し、カスタマーハラスメントから従業員を保護する対策を義務付ける方針を示しています。また東京都では、「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」が施行されております。
このような状況下において、当社グループでは、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を以下のとおり取締役会で決議いたしました。
はじめに
バリュエンスグループは、従業員とお客さまの双方の安全と健全な環境を守ることを最優先に考えています。お客さまとの良好な関係を築き、共に成長・発展することは重要ですが、従業員が安心して働ける環境を確保するためには、カスタマーハラスメントに対する断固たる姿勢が必要です。そのため、従業員の尊厳と権利を守り、全ての従業員が安心して働ける職場を実現し、お客さまとの共栄を目指すために、本基本方針を、策定いたします。
カスタマーハラスメントの定義
カスタマーハラスメントとは、お客さま(お取引先含む)からの言動・要求のうち、以下のような行為を指します。
・身体的・精神的な攻撃
暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言
・過度な謝罪要求
土下座など
・拘束的な行動
不退去、長時間の電話・居座り、監禁、何度も同じ説明や要求する行為
・無許可の行為
許可なく施設内に立ち入る、録音・撮影する行為
・差別的・性的な言動
差別的な発言や性的な発言
・個人情報の公開
従業員の個人情報をSNSやインターネットに投稿する行為
・不合理な要求
過剰なサービスの提供や正当な理由のない商品・サービス、金銭の要求
対応方針
・相談窓口の設置
従業員が安心して相談できる窓口を設置し、迅速に対応します。
・毅然とした対応
カスタマーハラスメントと判断される言動が認められた場合、従業員を守るため毅然とした対応を行い、
必要に応じてお客さま対応などをお断りする場合があります。
・法的措置
悪質なものや犯罪行為と判断した場合は、警察や弁護士などの外部専門家と連携し、法的措置を含め厳正に対応します。
従業員への対応
・研修の実施
カスタマーハラスメントに関する知識および対処方法の研修を定期的に実施します。
・被害者のケア
カスタマーハラスメントの被害にあった従業員のケアを最優先し、再発防止に取り組みます。
お客さまへのお願い
多くのお客さまには、当社のサービスをご利用いただいておりますが、万が一カスタマーハラスメントに該当する行為があった場合は、本基本方針に沿って対応いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。