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2024.04.12
2023年度の温室効果ガス排出量を算定
バリュエンスグループ2023年度(2022年9月~2023年8月)の温室効果ガス排出量を、2024年4月12日(金)にコーポレートサイトSustainabilityページ内「ESGデータ」(https://www.val […]
We are creating a shift away from
material wealth to true
abundance.
「リユース」は循環型社会における主要な取り組みの一つであり、
当社の中核をなすリユース事業をグローバルに展開していくことが、持続可能な社会の実現につながると考えています。
さらにESG課題に積極的に取り組み、すべてのステークホルダーが本当に必要なものを絞り込むことで、
当社のミッションである「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」ことができる世界の実現を目指していきます。
私たちは、 誰かの不要なモノを、誰かの必要なモノへとつないでいく、
リユースをコア事業に、さまざまな社会課題の解決に挑んでいます。
物質的な豊かさだけではなく、
人間一人ひとりの生き方の豊かさを追求する、
「大切なことにフォーカスして生きる」こと。
そして、人と地球がともに豊かに、
幸せになりつづける、循環型の事業活動をデザインすることが、
これからの世界の幸せに繋がると考えています。
バリュエンスホールディングス株式会社
代表取締役
嵜本晋輔
バリュエンスグループは、2030年の目指す姿「Circular Design Company」の実現に向け、
新中期経営計画「To the Next Stage :
For 2030 Revival
Vision」を策定しました。
また、本計画の策定にあたりマテリアリティを見直し、
新たにバリュエンスグループが取り組むべき4つの重点テーマと指標・目標を設定しました。
Purpose
「Circular Design for the Earth and Us」
の実現
Mission
「大切なことにフォーカスする人を増やす」
の達成
01.
人生の選択肢が広がる
価値提供
02.
モノと思いが循環する
グローバル経済圏
03.
Value Designの
源泉となる文化と人材力
04.
地球・社会にとって
誠実な事業運営
人々が「⼤切なことにフォーカスして⽣きていける」未来をつくるためには、一人ひとりが自分にとっての豊かな生き方について追求する必要があります。バリュエンスは、お客さまの⼈⽣で起こるさまざまな選択や場⾯に寄り添い、豊かさを育み、人生における選択肢が広がる商品・サービスを提供することを目指します。
世界中の人々が「大切なことにフォーカス」できるようになる結果、人と地球がともに豊かになりつづけ、世界の幸せにつながると考えています。バリュエンスは、すべての人が安心して利用できるマーケットプレイスのもと、コミュニティとの共存共栄を通じて、実物資産の循環と心の豊かさが波及するグローバル経済圏を構築し、拡大させることを目指します。
従業員一人ひとりが、夢やキャリアを追求し、可能性を広げていくアクションを模索しつづけることが、Valuenceに関わるすべての人が大切なことにフォーカスするためのValue Designの起点となります。バリュエンスは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、個性や才能を発揮できるような応援やサポートと、全員が居場所を感じられる文化の醸成を目指します。
私たちが中長期にわたり循環をデザインするためには、豊かな地球環境や社会のもと、強靭なガバナンス体制を構築し持続的に企業を成長させることが必要不可欠です。バリュエンスは、地球環境、社会を含むステークホルダーと誠実に向き合いながら、倫理的かつ公正な判断のもとで事業を運営することを目指します。
STEP 1
GRI Standards、SASB、SDGs、ESG評価機関、バリュエンスグループに関連性の高い他社のマテリアリティ、
ステークホルダーの意見などを参考に、課題/機会を抽出しました。
STEP 2
抽出された課題/機会のなかでバリュエンスグループがどの課題/機会に対して優先的に取り組むべきかについて、
海外を含む全従業員とお客さまにアンケートを実施しました。
その結果をもとに、経営陣や従業員の有志で構成されるワークショップで議論を重ね、
課題/機会の重要度の評価を行いました。評価では、ダブルマテリアリティの概念を採用し、
事業への影響度と地球・社会への影響度の両面を考慮しております。
次に、評価結果をマテリアリティ・マトリックスに落とし込んで可視化し、17のマテリアリティを特定しました。
STEP 3
ESG推進委員会で17のマテリアリティについて審議し、取締役会で承認しました。
これらのマテリアリティを4つの重点テーマに整理し、テーマごとに分科会を設置してESG推進委員を責任者として選任しています。
各責任者のもと、関連部門は活動計画を策定し、ESG施策を実行・推進しています。
地球・社会への影響度
事業への影響度
重点テーマ:
各マテリアリティに対して、評価指標および一部の数値目標を設定しました。
数値目標は、新中期経営計画「To the Next Stage : For 2030 Revival
Vision」実行年である2027年と、
「Circular Design Company」の実現年である2030年をターゲットにしています。各重点テーマの分科会責任者の管理のもと、関連部門は設定された指標と目標に基づいて活動計画を策定し、ESG施策を実行・推進します。
各目標の進捗や達成状況については、ESG推進委員会で毎月確認し、取締役会に報告することで、PDCAサイクルを着実に回しています。
重点テーマ | マテリアリティ | 指標(各指標の詳細はESGデータを参照) | 中期目標(FY27) | 目標(FY30) | FY24実績 |
---|---|---|---|---|---|
01. ⼈⽣の選択肢が 広がる価値提供 |
1. 持続可能な消費の促進 | Resale Impact | - | - | 25年1月開示予定 |
リペアサービス提供件数 | 5万件以上 | 約4万件 | |||
2. 人生の選択肢が広がる商品とサービスの提供 | なんぼや以外(海外含む)の仕入比率 | 25%以上 | 16.1% | ||
5. 顧客のファン化と長期的な顧客関係 | 買取顧客リピーター比率※ | 50% | 46.8% | ||
02. モノと思いが 循環する グローバル経済圏 |
3. 革新的・創造的なマーケットのデザイン | オークション委託比率 | 40%以上 | 29.0% | |
小売売上高比率 | 25%以上 | 16.7% | |||
海外仕入高成長率 | CAGR 25%以上 | - | |||
7. データプライバシーとサイバーセキュリティ | 情報セキュリティに関する従業員研修の実施率 | 100% | 100%継続 | 95% | |
個人情報漏洩に関するヒューマンエラー件数 | 0件 | 0件継続 | 5件 | ||
10. コミュニティとの共存共栄 | 事業活動と社会貢献活動を通じた コミュニティエンゲージメント状況 |
- | - |
|
|
13. 責任あるマーケティングと消費者意識 | 法令を遵守したマーケティングと 消費者への有用な情報提供状況 |
- | - | グリーンクレームに関する従業員研修の実施 | |
03. Value Designの 源泉となる 文化と人材力 |
8. 労働安全衛生と従業員のウェルビーイング | 従業員エンゲージメントスコア | 4.0 | 4.2 | 3.6 |
9. 人材獲得・定着・人材開発 | eNPS | -50 | -40 | -63 | |
離職率 | 14% | 12% | 16.1% | ||
一人あたり教育時間 | 80時間 | 90時間 | 74時間 | ||
My Missionの設定率 | 100% | 100%継続 | 86% | ||
14. DEIB | 女性管理職比率 | 25% | 30% | 14.6% | |
女性取締役比率 | - | 30% | 16.7% | ||
男性育休取得率 | 80% | 100% | 76.9% | ||
男女間賃金格差 | 80% | 85% | 77.6% | ||
04. 地球・社会 にとって 誠実な事業運営 |
4. ガバナンス・コンプライアンス・ビジネス倫理 | グループ行動規範の従業員研修受講率 | 100% | 100%継続 | FY25より開示 |
CGコード※プライム基準 | - | 全項目コンプライ | - | ||
6. 人権尊重 | 人権デューデリジェンスの仕組みの構築状況 | - | - |
|
|
11. 気候変動対策 | GHG排出量削減率(スコープ1,2) (基準年:FY23) |
50% | 90% | 25年1月開示予定 | |
再生可能エネルギー電力比率 | 50% | 100% | 0% | ||
GHG排出量(スコープ1,2,3) | - | カーボンニュートラル | 25年1月開示予定 | ||
12. ステークホルダーエンゲージメント | ステークホルダーエンゲージメントを 経営に反映させるための仕組みの構築状況 |
- | - | FY25より開示 | |
15. 廃棄物管理 | プラスチック梱包材における リサイクル素材使用比率 |
- | 50% | FY25より開示 | |
16. 水資源管理 | 水使用量・排水量把握状況 | - | - | FY25より開示 | |
17. 生物多様性 | 生物多様性への対応状況 | - | - | FY25より開示 |
Value Creation
Story
Input
Business
activities
Output
Outcome
Circular Design
for the Earth
and Us
Value
Creation Story
価値創造の源泉である経営資本をインプットし、
循環型の事業活動をデザインする。
一人ひとりの人生の選択肢が広がる価値を創出し、物質的価値の循環とともに、
心の豊かさが波及していく社会を実現します。
Environment
Social
Governance
サステナビリティへの取り組みはバリュエンスグループにとって重要な経営課題であると考え、取締役会の監督のもと、さまざまな施策を推進しています。取締役会の支援機関としてESG推進委員会を設置し、ESGに関する方針や活動計画、施策等の審議・管理を行います。ESG推進委員会は、委員長であるESG推進担当取締役が指名する委員で構成されています。また、4つの重点テーマごとに分科会を設置して、ESG推進委員を責任者として選任しています。各責任者のもと、関連部門と連携し、バリュエンスグループ全体のESG施策を実行・推進しています。サステナビリティに関するリスクについては、全社のコンプライアンス及びリスク情報の収集と分析を行い、リスクを網羅的・包括的に管理するリスクマネジメント委員会とESG推進委員会が連携して管理を行っています。
バリュエンスグループは、社会貢献活動を通じた社会課題の解決にも取り組んでいます。
また、活動の推進にあたっては、従業員の参加を積極的に支援しています。
2018年5月5日、子どもの日にスタートした、すべての子どもが平等にチャンスを得られる社会を願う寄付プログラム。お客さまの着なくなった服の売上全額を、「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」へ寄付し、日本の子どもの貧困連鎖をくいとめる活動に貢献します。
バリュエンスグループでは2014年より、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとのパートナーシップを継続し、世界中の子供たちの未来を支えるサポートを行っています。
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バリュエンスグループの理念および中期ビジョンの達成に向けて、人材の専門性の強化と組織の多様性の確保に取り組み、人材の価値を最大限に引き出すことは、バリュエンスにとって最も重要な経営課題の一つであると考えています。「労働安全衛生と従業員のウェルビーイング」「人材獲得・定着・人材開発」「DEIB」を人的資本に関するマテリアリティとして、さまざまな取り組みを推進しています。
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